兵庫県出石町
標高差:387m、登山口からは291m
『兵庫100山』登山道の雰囲気は良好、山頂は樹木が茂り展望が悪くなっていた。
まずは林道間違いから
2回目であるのに道標のある林道分岐に雨水による大きな溝があり、道標矢印を良く見ずに車の走り易い右側の林道に入ってしまった。8年前の記憶とは違う雰囲気の林道を進んでいるとザレ場でスタックしてしまい、そこに車を停めて林道を歩き出す。GPSでは林道の直ぐ脇に法沢山の山頂があるのだが、一向に登山口は現れない。20分程歩いた地点から林道は下り始めたので、諦めて引き返すことにした。
後で判ったことであるが、この林道をこのまま進むと登山道と合流出来た様である。
登り:47分(登山口から、林道歩き14分含まず)
下り:33分(登山口まで、林道歩き14分含まず)
コースタイム:1時間35分(休息時間15分含む)
記憶では簡単な登りのはずだったが
勾配の緩い尾根道を短時間で登るだけの記憶だったが、実際は歩き難い一枚斜面も含め
て結構な急登だった。 事前に自分のHPを良く見ておけば、今回の道間違え、登山道の
思い違いが無かったのかも知れないが、前回は登山口からたったの37分で登っており、
若さ(?)が急斜面を感じなかったのかも知れない。
次回はオフロードバイクで
大径ホイールの四駆車なら問題ないのかも知れない林道はFF車には辛かった。
次回はオフロードバイクを駆使して林道ツーリングを楽しみながら法沢山に登ってみたい。
〔010〕法沢山 (644m)
道標のある林道分岐。 この溝を越えられなくもないと思うが、林道間違え時にスタックしており、万が一、カメさん状態になると一人ではどうしょうもないと考え、ここに車を停めることにした。
登山口までどれ位の林道歩きなのか判らないが、
FF車では無理が出来ないので、9時56分に歩き始める。
見えていたガードレールまで歩き、林道を振り返り見る。
大きな溝のあった分岐以後は綺麗な林道が続き、分岐に車を停めたこ
とを後悔しだす。 前方の上の方に林道のガードレールが見えているが、
暑い中、あそこまで行く必要があるのか・・・
←矢印が良く見えなかった。
14分の無駄な林道歩きをして登山口に着く。
記憶に残っている登山口が見えて来た。 前回来た時には登山口手前
の駐車スペースに車が1台停まっていたので、更に進んだ奥の駐車地
に車を停めた記憶がある。
二つ目の小さなピークを下って行くと林道らしきものが見えた。
登山口から登って行くと直ぐに下り始め、登り返しをする。
展望のまったく利かない、ブナの小木も混じる雰囲気の
良い雑木林の尾根道を真っ直ぐに進む。
登山口から26分にて真新しい林道を横断する。 8年前には
こんな林道は無かった。 方向から見て、道間違い林道に続い
ている様である。 道間違い林道をあのまま進んでいれば、
ここに出られたのかも知れない。
一旦は水平道となるが・・・
最初のロープが設置してある急斜面。
3ヶ所目の急斜面の上に山頂が見えて来た。
この歩き易そうな斜面が逆に足に堪えるんです。
二つ目のロープが設置してある急斜面。 斜度的には
大したことはないのだが、階段、ステップのまったく
無い一枚斜面が脹脛(ふくらはぎ)に堪える。
山頂から見た ”高竜寺ヶ岳”。
高竜寺ヶ岳から法沢山は見えていなかった。
登山口から47分にて ”法沢山”(644m)に着く。 山頂は丸裸で
日当たり良好過ぎるので木陰に入り体を冷やす。 山頂の気温は27℃、
僅かながら風が通り抜け、汗を掻いた体には気持ちが良い。
今日の霞みで日本海への大展望は綺麗には見えないのだが、
8年前より樹木が成長し、展望が随分と失われている。
ステップの無い一枚斜面の下りで難儀する。
ロープ設置の意味が良く判った。
山頂で15分休憩して同じ道から下山する。
展望は利かないながら雰囲気の良い尾根道を淡々と
下る。 今回、登山口で待っている車は無く、無粋な
林道歩きで車まで帰る。
登山道に点在する葉っぱは全て ”コイワカガミ”な
ので踏まない様に気を付けて歩く。 これだけコイワ
カガミがあれば花時には随分綺麗なのが想像出来る。
帰り道、”ハスの花祭り”をやっていたので寄ってみる。
2ヶ所あったハス池の花はパッとせず、見学者も少なく田舎臭い雰囲気だった。
ほうたくさん